心と空間の片づけKirakuniの大串です。
先日開催した心の片づけ読書会M-cafeのお話です。
先月は自身の都合などもあり中止したため、2ケ月ぶりでした。
今回読んだのは、Part4 「過去への執着を手放す」
心に留まり書き出した中でも一番気になった言葉をご紹介。
『重要なのは、その記憶が正しいかどうかより、今の自分にとってどういう意味を持っているのかに注目すること』
この日は大切な仲間の訃報を知った直後の読書会でした。
ショックを受けつつも、闘病しながら希望を持ち続けて発信していた彼女を思うと、ただ悲しいだけではなかったんです。
今の自分を認め、今の自分だからできることを考え、今を精一杯生きていた。
それがブログやFacebookの投稿から伝わってきていました。
直接お会いできたのは2回。中でも、2019年チャリティーイベントの実行委員だった彼女に初めて話しかけたときのことを鮮明に覚えています。
「私にお手伝いできることはありますか?」と聞くと、
「何ができますか?」と問われました。
それまで指示待ち人間だった私にとって、とても新鮮な質問でした。
初対面の人に手伝いを申し出るにあたり、私が提供できることを伝えるという配慮が欠けていたことに気付かされたからです。
これだって本当は私の記憶に誤りがあるかもしれません。
でも、今の私にとってはこの記憶が「相手に対する配慮」という意味を持っているんです。
そして、これまで彼女の投稿を読んできた記憶が「今を精一杯生きる」という意味を持っています。
そんな気付きをくれた彼女に「出会ってくれてありがとう」と心から思っています。
「今の自分にとってどんな意味をもっているのかに注目をすること」
今の自分が何を見ているのか、関心が向いているのか、どんな意味付けをするのか。
今月は特に意識して過ごします。